「光と影の画家」レンブラント。
17世紀。オランダで活躍したと言はれた
「フェルメール展」も東京都美術館で12月14日に終展となります。同時代のオランダの美術界では、黄金時代を迎え、其の中で、
レンブラントは、絵画のなかに劇的な光を登場させて、絵画表現に無くてはならない光と空間の影を特に使って「光と影の魔術師」と言はれました。
フェルメールは「静の画家」と言はれて、其の作品も30枚程が残っているだけと言はれています。だが、其の頃、妻になった
サスキアは、資産家の娘で8億円の持参金と共に、
レンブラントに嫁いだと言はれています。特に
フローラのモデルに成った
サスキアは、
レンブラントが「自画像」の画家とも言われ、素描を含め数多くの自画像の作成にも、夫を助けたと言はれていて、他の画家と比べても制作の数も際立つています。又、快楽的な絵画や裸婦も描いて人気を得ましたが、
レンブラントも若くして大きな工房を持って、多数の弟子を擁し「明暗の画家」と言はれ特に、56歳の時に描いた「聖パウロに扮した自画像」では、其のテクニックが、遺憾なく発揮されて、光と影のコントラストは
☆レンブラント・ラィト☆と言はれていますが、生涯で絵画だけではなく、版画や素描も含めると75点を越す自画像が残されていると言われています。さて、
レンブラントと言うと、絵画では
「夜警」ですが、この頃の絵画は
フェルメールの様に、静かな情景の絵画が望まれていました。この作品は
アムステルダムの市民の
自警団で「火縄銃隊」の隊員が、隊長の号令のもとで、まさに出動の瞬間を描いたものですが、肖像画の様にポーズをとった人物は描かれていません。
銃に弾薬を詰める隊員や
軍旗を掲げている者。隊長と副官が作戦を練っている姿と、犬や少女の姿も隊の出動風景にリアルティーを付加していました。現在ではこの
「夜警」は集団肖像画の到達点を示すものと評価されていますが、当時。コック隊長が希望した絵と異なる絵画でしたので、物議をかもし自衛団の
メンバーはこの絵に代金は払えない。とクレームを付けました。当時の「集団肖像画」は皆が同じ大きさで公平に描かれるのが常識。記念写真の様なものなので、代金も割り勘で払っていました。
レンブラントは、この肖像画で自衛団が出動する時の臨場感を表現したいと考えて、
銃に弾を込める者、威勢良く旗を掲げる者、そして副官に指示を出す隊長。・今まさに
「夜警」に歩き出しそうな、出動前の緊張感を描こうとしたのでした。其の頃の
レンブラントは最愛の妻。
サスキアが産んだ幼い子、ティトゥスを残して30歳で他界。其の一人息子も26歳で早世しています。その後、
レンブラントも家計の逼迫で破産をして、困窮のうちに1669年10月6日に63歳で、静かに生涯を閉じています。画像は、伊豆高原の
Xマスで、☆デディベァ・ミュージアム☆の
サンタクロースでした。
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コメント
今年一年色々楽しませていただき又教えられることも多き本当に有難う御座いました来年も宜しくお願い致します。新年は多分酔いつぶれ新年のご挨拶は失礼させて貰うでしょうがお許し下さい。
投稿: しらくも | 2008年12月31日 (水) 09時57分